バグダッド日誌 (2006年7月18日)

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バグダッド 日 誌 ( 7月18日 )

○平和の尊さ ( 5次バグダッド連絡理日誌 最終回 )

まもなく 、 ここバグダッドを離れクウェートに移動する 。 今の心境は 「 与えられた任務をできるだけ高い精度で達成できる よう 、 編成が解組される一瞬まで追い求め 、 イラク復興支援群全員で隊旗を無事に返還したい 。 」 その一心である 。 そし て今回の任務を大過なく達成することができたなら 、 心静かに国防任務のための精進に努れたい 。 | 半年もの長い間 、 統幕 ・ 陸幕 ・ 情報本部から支えられ 、 サマーワ ・ クウェート ・ 空自そしてコアリションの仲間に助けても らい 、 何一つ不安に思うことはなかった 。 家族には 、 私の好きな仕事にのみに集中させてもらい 、 派遣間に日本を全く心 配することなく勤務させてもらった 。 特に妻には 、 寝たきりの母の介護で大変であったろうにも拘わらず 、 逆にイラクのこと ばかり心配してくれたことを心から感謝している 。

またバグダッド連絡班のすばらしい仲間に恵まれたことは 、 私にとって何ものにも代え難い幸運であった 。 私を調子に乗せ 、 調子に乗りすぎた私を 速め 、 が笑いをとって和ませ 、 が最後の砦となって連 絡班の子守をしてくれた 。 もし叶うなら年に一度くらい 、 このメンバーでバグダッドでの勤務を酒のつまみに杯を交わすこ とが出来れば望外の幸せであろう 。 「 今回の勤務を通して改めて感じることは 、 今回の派遣で新たに得られた教訓以上に 、 今まで自衛隊が努力してきたこ とが正しかったことを強調することができる 。 世界最強の名を欲しいままにしている米軍に決して引けをとらない高い団 結 ・ 規律 ・ 士気を保ちながら 、 視線は常にイラク国民と同じで 、 イラクの復興を心から願う純粋な 「 真心 」 がある 。 米軍の広 報担当が 「 サマーワの日本隊は 、 何故ローカル ・ ピープルからこんなにも支持されているのか ? 同じデモでも外国の軍 隊に残って欲しいと陳情する自発的なデモなんて聞いたことがない 。 」 と逆に日本隊の活動に学ぼうとしていることは 、 自 衛隊が 「 心 ・ 技 ・ 体 」 の充実した一流の武装組織である証左であり 、 誇りに感じて良いと実感している 。

未だ完全な復興には道半ばの首都バグダッドでの勤務を通して 、 祖国日本の平和の尊さを噛みしめ 、 今後も日本がこ の平和を享受できるよう 、 一自衛官として努力していきたい 。 派遣間のご支援どうも有り難うございました 。

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